あらゆる音楽を吸収し、ハイブリッドなファンク・ロックを創造する
スプーキー・エレクトリック。
彼らはこのアルバム1枚でロック界の先頭に踊り出る。
「やっと聴ける」―。86年の登場以来、一触即発のライヴ・セッションだけを信条とし、そのサウンドをレコードに刻みつけることのなかった伝説のバンドSPOOKY ELECTRICが遂にアルバムをリリースする。メンバー同士が遠く離れた地で活躍しているため、リハーサルも意のままにできない環境下で無謀とも言える活動を継続してきた彼らだが、極限状況に身を置くことでバンドとしてのマジックをより増幅させることに成功。その結晶としてリリースされる本作はまさに衝撃的(ELECTRIC)だ。
彼らを形容する際によく使われる「プリンスmeetsレッド・ツェッペリン」のフレーズがまさに当てはまるヘビー・ファンク『The Funkiest』(M1)、すべてのソウル・レジェンドたちへのオマージュであり、ライヴで盛り上がること必至の『Funky
Nash』(M5)、どこかプログレッシブで中近東的な緊迫感をも孕んだ名曲『Dune(Prayer 4 the Dying)』(M6)・・・。
影響を受けたアーティストのDNAを受け継ぎつつ、4人の個性によって「変形」された独自のハイブリッド・サウンドは、もはや「SPOOKY ELECTRIC」としか言いようのないものになっている。
20年のキャリアをもつ超新星。セルフタイトルを冠したデビューアルバムで、いよいよロック界の先頭に踊り出る―。